2018年8月15日水曜日

仕方がないから生姜焼き

もう全く献立が思い浮かばず、冷蔵庫の食材も中途半端で、仕方がないから生姜焼きにした。

サラダも漬け物もあるから良いよね。

買い出しに行く気力も失せ、20分の散歩がやっとこさなのである。

パズーは元気だけれど、ゆっくり散歩を楽しめるような気温ではないから、景色も見えない室内で過ごす時間が長くて、飽き飽きしている様子に見える。

老犬ではあるけれど、まだまだ遊びたい気持ちが満々。

子豚のボールを放ってやったりはするが、これがなかなか大変。

そういう意味では、猫の方が飼いやすいと思う。

数日かけて、ザーッとバリカンをかけてやった。

ブライダルの仕事に取り掛かり、あちこちの会場の見積もりを取っているのだけれど、なかなか決まらない。

過去のブライダルでも、大抵は予算のところで足踏み状態になった事を思い出した。

食べて飲めれば良いのかと言うと、それでは職場の飲み会になってしまう。実際、衣装も着るし、記念写真も撮るし、ささやかでも、お引き出物をお渡ししたりと、なかなか削れない出費が嵩むのである。

今は、持ち出し0のプランがあって、それは、ご祝儀の範囲でやりましょうというギリギリプランのようなもの。

独身のお友達から頂く3万円が基準になっていて、30人なら90万円。
この中に、飲食だけでは無く、簡単な挙式から衣装から、全て収めてしまおうと言うわけだ。

よくよく考えると、お式も衣装も写真も、皆んなお客様に御負担願うと言う事になるわけで、列席者からしたら釈然としないことだろう。
ましてや、今はネットで調べれば、おおよその費用が判ってしまうのである。

ずっと昔、友達の披露宴の受け付けを頼まれた。
それが初めて列席する披露宴だったから、まだ二十代半ばだったと思う。

会場に着くと、もう一人の受け付けが顔見知りの同級生だった。
彼女は、受け付けを3回も経験していると聞いて、安心したしたのを覚えている。

ところが、役目を果たして席に着くと、隣の席だった彼女の機嫌が悪い。
これからご馳走をいただくというのに、怒っているのである。

しばらくして、彼女が.(ねぇ、どう思う?)と話し掛けて来た。

要約すると、受け付けをやるのは全く嫌では無いが、本人は無理でも、通常はご親族の誰かがご挨拶に来てくれると言うのだ。
そして、お心付けだとか、ちいさなお品物を下さる事もあると。

確かにその日、早目に行って受け付けを務めたが、ご両親もお姉様も、誰も受け付けにはいらっしゃらなかった。

彼女は、もしかしたら引き出物の中に入っているかもしれないけどさ、と言っていた。

そういうものなのかと、アタシは社会勉強をした。
帰宅してから思い出して見てみたが、それらしき物は入っていなかった。

ブライダルの仕事をするようになって、こうした心遣いについてはお伝えするようにして来たのだけれど、強制するものでは無いから、雑費を見積もるようにとアドバイスする以外に無いわけだ。

実際はどうなのかと言うと、半々なのである。
ヘアメイクや着付けなどをしていると、次々にお身内がいらっしゃるのだけれど、ご丁寧な方はご丁寧で、全く気になさらない方も多い。
心付けが欲しくて働いているわけではないので構わないが、着付けを直して、ヘアを整えてと並ばれると少々焦る。
お嫁さんに掛り切りのところ、ちょとお願いと仰る方々は、無論無料のサービスになるからなのである。

そのような経験から、小さい姉さんの挙式披露宴では、Sちゃんと一緒に、困らないだけのポチ袋を準備してご挨拶に回った。
ケチケチするのは止めようねを合言葉にして。

そうそう、余談になるが、アタシはその受け付けを頼まれた披露宴の帰り、列席していた2人の男性から、駅までご一緒しましょうとか、車でお送りしますと声を掛けられちゃったのである!
もうミセスだったから、丁重にお断りしたけどねー。

その話を母にしたら、
[だから早まるなって言ったのよ、バカ!]と言われた。

確かに、結婚が早すぎたかもしれないね。

ご馳走さまでした。

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