今夜はミートボール。
ザク切り玉ねぎと煮込んで、千切りキャベツを添えただけ。
お味噌汁はカブ。
ハンバーグやミートボールを煮込む時には、ソースとトマトケチャップを1:1の割合が良いと、昔誰かが教えてくれた。
それなら簡単だとやってみたら、確かに美味しかったので、今だに同じように作っている。
ところが、それを教えてくれたのが誰なのかを全く思い出せない。
折に触れて、ちょこちょこと料理のイロハを教えてくれたのは、もちろん亡母もだけれど、母方の祖母、そして幼なじみのJちゃんのママだった。
特にママは、毎日パパの為に何品かのお菜を並べなければならなくて、それは帰宅したパパが、品数が多いのを好むからだと言っていた。
沢山作るのは大変じゃなーい?と訊くと、どれも簡単なものを少しずつで良いんだと言って笑っていた。
Jちゃんのお宅の食卓の近くにはサイドボードがあって、そこにはグラスや洋酒が並んでいた。
パパの晩酌用だったと思う。
うちの父はお酒が飲めない人だったから、当然ながら、家にアルコールは置いていなかった。
だから、他所のお宅の夜ご飯の様子は、それぞれの家庭で随分違うものなんだと興味津々だったのである。
自分と他の人は違って当たり前で、家庭もその数だけ違うという当たり前の事を早いうちに知って良かったと思う。
色んな人が居て、色んなお家があるんだなぁと知ると、むやみに人と比べなくなるからだ。
同じかどうかを気にする人が多いけれど、違っている事を楽しむほうがずっと面白いのである。
ご馳走さまでした。
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