2018年5月31日木曜日

立葵

スッキリきっぱりと、立葵が咲いていた。

葵の御紋と言えば徳川家。
立葵の方は、
徳川の家臣、本多重次の紋である。

何故知っているかと言うと、
重次が妻に宛てて書いた手紙が、日本一短い手紙として有名だからなのである。

一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ

読んだ通りの意味ではあるけれど、妻に対して一筆啓上とは洒落ている。

非常に気性が荒かったそうで、鬼作左という別名がある。

様々なエピソードが残されているから、そのうち伝記を読んでみたいと思っている。


立葵は真っ直ぐに伸びた茎が印象的で、赤やピンクと華やかな色合いだけれども、どこか男性的な感じがするので調べてみたら、花言葉は野心だった。

その下に咲いている白百合も、姿や香りが強く個性的。

ここの花壇の家主の好みがわかるような気がする。

今日は花色が映える曇り空。
雨の匂いがしている。

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