今夜は牛丼にしようと、冷凍してあった牛肉を解凍したら、思いの外脂身が多かった。
これは食べられない(アタシは)と思いながら火を入れたら、思いの外脂身が多かった牛肉は、更に半分になってしまった。
脂が熱で溶けてしまったのだ。
このような場合、牛肉をどっさり入れたけれど、溶けてしまったと説明したとしても信用されないものだ。
給料前で、食材をケチっていると思われるのがオチなのである。
別にそれは構わないのだが、空腹が満たされないのは困る。
そこで、しばらく躊躇した後に、思い切って豚肉も加えた。
牛丼なのに豚も入っているというのは明らかにおかしいけれど、合挽きなんて物があるくらいだから、混ぜてイケナイという法はない。
騙しは性分に合わないから、
正々堂々と、なまえを牛豚丼にした。
こうすれば、牛肉と豚肉が入っていて当たり前になるから、どちらの分量が多いかなんて事は、全く取るに足りないことになるのである。
我が家の牛丼、或いは牛豚丼は、実は肉よりも野菜と白滝の方がずっと沢山入っている。
だから、これで充分にお腹は満たされるのである。
肉を避けて小丼に乗せて食べながら、
アタシのは野菜白滝丼だなと思った。
実のところ、丼物の味付けは、どれも大差ない甘辛醤油であるから、ツユがそこそこ美味しければそれで良いと思っている。
お味噌汁と漬け物まで付いていることだしね。
牛豚野菜白滝丼、ご馳走さまでした。
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