手羽元を柔らかくボイルして、定番の手羽飯にしようと思っていたのに気が変わった。
昨日、厚揚げを買ったのを思い出して、手羽と一緒に生姜味の煮付けにした。
厚揚げは、足が速いから仕入れないと八百屋のおばちゃんが言っていた。
だから、買う時には下の八百屋さんに行くことにしている。
生のお豆腐より、揚げた厚揚げの方が日持ちしそうな気がするけれど、どうも包装に問題があるらしい。
お豆腐は密封されているけれど、確かに厚揚げは、簡単にビニール袋に入っている。
だから、当日か翌日には食べ切った方が良いそうで、おばちゃんにしてみたら、売れなかったら食べるか破棄するしかないのだ。
亡母は、よく厚揚げを焼い
て、焼き立てにジュッと生醤油をかけてくれた。
それは楽しみでも無いし、むしろ、また厚揚げかぁと、少し残念に思う類いのお菜だったけれど、食べると意外に美味しく満足したものだった。
夕刻になると、当時はの間の抜けたラッパの音をならしながら、お豆腐屋さんが近所を回っていた。
小鍋だとかボウルを持って買いに走ると、自転車の荷台に括り付けられた槽の中から、たっぷり大きなお豆腐を掬い入れてくれた。
そして、買いにやらされるのは、大抵は子供なのである。
懐かしいなぁ。
今日も無事に暮れました。
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