2016年3月7日月曜日

ある男の物語りちりも積もれば…

移転してからの出勤第1日目。
昨日のうちに1ヶ月分の交通費はSuicaにチャージした。そして、1日に持たせるのは1000円のみ。今日はお弁当を持たせたので、飲み物等を買ったとしても、必ず釣り銭がある筈だ。 その釣り銭は、1円たりとも残さずに、このミスターT専用小銭瓶 ちりも積もればMountain
に貯めて行く方法にした。明日はまた新しい1000円を持たせる。 アタシは豚の貯金箱エリーを使っているが、ミスターTのような小銭貯金初心者には、こんなふうに中が見える方が適している。毎日必ず増えて行くのが実感出来るから。そして、アホみたいに女に見栄を張ったプレゼントをしたり、パチンコ屋を儲けさせたりした事がいかにバカな事だったかという事に気付くのである。
アタシも学は無いけれど、大きい姉さんが北京に留学した際の費用は、全額500円玉貯金でまかなって、今では、小銭を入れた時の音で、およそいくら貯まったかが判るのである。
昼間ミスターTからメールが来た。
「夕飯は帰ってから食べます。納豆と卵でいいです。」
ミスターTは17歳で母親を亡くしている。アタシと暮らし始めたのは、22歳の時だ。アタシは19歳だった。 つまり、ミスターTは、母親よりもアタシが作る食事を食べていた期間の方がずっと長いのだ。 今夜は大根と里芋と牛切り落としの味噌煮、大根葉と人参、セロリのキンピラ、菜花のかき卵汁に漬物。
債務を返済するまでは健康にも留意しなければならないのである。
ミスターTは、心底人に対する愛情を持てないようだ。人格形成がなされる時期に問題があったのだろうか。
ミスターTにとってのアタシは、多分、母親的な要素が強いと感じる。しかしアタシはミスターTの母親ではない。世話の焼ける事ばかりをしでかす大人の男の尻拭い人生なんてマッピラゴメンと思ったのが、離婚の最たる原因だった。 結局のところ、離婚したにも関わらず、またしても尻拭いをしているわけだけれど…。 これが最後。これが本当に最後なんだと自分を励ます日々なのである。あ、9時頃に帰宅したミスターTは、職場からくすねたコーヒーサイフォンで、今コーヒーを淹れ大きい姉さんにふるまっている。アタシにも飲め飲めとシツコイが、アタシは眠れなくなるので辞退したところ┐(-。ー;)┌

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

ドライアップル

スクランブルスクエアの食品街に、ドライフルーツのお店が入っています。 先日、大姉さんに頼まれたドライアップルの特大袋を見つけたので買って来ました。 プルーン、アプリコット、マンゴーも美味しいよね。 今日は2時間レッスンを受けて来たので、ビタミン補給しようと思います。 ...