お母さん
丸26年が経ちました。
今年の春、お母さんが旅立った時と同じ歳になりました。
ずっと、57歳が区切りのような気がしていたので、なんとも言えない不思議な気持ち。
5月には元号が代わって 令和 になったのよ。
そうして、令和元年の夏は、あの夏と同じような冷夏です。
お米が無くなって、外米が輸入されたあの夏。
だけど、実際に外米を食べたかどうか、よく覚えていないのよ。
ただ、病院に通うのには、気温が低めで助かったと思ったことを覚えているだけ。
食べたい物は大抵食べたし、富士山にも登ってみたし、行きたい所へは殆ど旅行したから、60過ぎたらのんびりするつもり。
そうベッドで言っていた事が、同じ歳になってみてから、本当に良かったと思えました。
だって、私はまだまだ食べてみたいものがたくさんあって、行きたい所への旅行も全然実現していないから。
今 余命を告げられたとしたら、お母さんと同じような事は言えないと思うの。
お母さんより、何年かはわからないけれど、長く生きる事になりました。
もう数年してから、少しは旅行でも楽しみたいと思っています。
見本が居なくなってしまったから、自力でヨタヨタと進んで行きます。
周囲に高齢者らしい老人が居ないので、なかなか年老いた人間の日々が想像出来ない。
困ったものです。
低温のせいで開花が遅れていた 白百合が咲いています。
ランコントレだったかな。
ユリの香りの香水。
あの青いボトルの香水が好きだったよね?
廃盤なんだって。
来年は、少し落ち着いた暮らしの報告が出来ると思うので、もう数ヶ月見守っていて下さい。
Y
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