梅雨の晴れ間とは行かないけれど、何とか降らずに持ちこたえた1日。
本日は夏至である。
これから夏に至るわけだけれども、昼間の時間が一番長い今日を境に、徐々に日が短くなって行くわけだ。
つまり、暑いかもしれない夏を怖れていても、暗くなるのはこれから少しづつ早くなって行く。
だから、来月半ば辺りに梅雨明けしたとしても、その時にはもう、この時間に陽が沈んでいるはずなのである。
今夜は、蒸し鶏にした。
冷やしておいた蒸し鶏に、熱々のピリ辛野菜味噌をかけていただく。
それから、人参とカブの葉、トマトのスープ。
香りが良くて食がすすむ。
切らさず漬けている糠漬けはキュウリで、一汁一菜香の物。
炊飯器がお釈迦になって、冷蔵庫がアブナクテ、今日は、電子レンジも危うくなっている事に気づいた気が付いた。
壊れてからじゃ間に合わないのが冷蔵庫。
数日はなしでも大丈夫なのが電子レンジ、無くて良いのが炊飯器。
他の家電は?
うちには食洗機も無いし、、、と思ったら、掃除機も怪しい。
困ったものだとか呟いてみたものの、アタシの頭の中では、本日が夏至で、明日から日の入りが早くなることの方が重要だ。
何故夏嫌いになったかと言うと、中学生の時に、ヒドイ夏バテを経験したからなのである。
腹痛から始まり、食欲は無くなり、そのうちに起きられなくなった。
実家にはエアコンは無かったのだ。
夏休みの大半は不調で、それから夏が怖くなってしまった。
けれど、それから独立してもエアコンは買えず、結婚しても大小姉さん達が生まれても、やっぱりエアコンは買えなかった。
真夏に妊婦だった時には、起きると新宿のシティーホテルのロビーに行き、夕方まで椅子に腰掛けていた。
六畳と三畳しか無かったアパートは、カンカンと西陽が当たる部屋で、とてもじゃないけれど、真夏を過ごせなかったから。
やっとエアコンが買えたのは、小さい姉さんが2歳になる前の夏で、アタシは30を越えていたのである。
だから今でも、エアコンは冷気を吐き出してくれる魔法の箱だと思っている。
今日も無事に暮れました。
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