2016年1月19日火曜日

フーポーポー

大好きな八つ頭を煮ました。 里芋は食べるけれど、八つ頭を食べたことが無い人も結構いるよね。
ヤドリギ産には劣るけれど、八百屋さんにまだ二個残っていました。 誰も買わないんだって。
八は末広がりで、この頭が寄り集まったような形態から、人の頭になれ!つまり人の上に立てるだけの力量ある人になりなさいよって事で、お節料理に使われるわけです。
戦後になって、皇居に1個体が飛来し、昭和天皇が皇居内の畑で芋ほりをしていた時に、八つ頭を見つけた途端、侍従に急いで双眼鏡を持ってくるように命じ、事情のわからない侍従は「芋を掘るのに双眼鏡が何故いるのですか」と聞き返したという。生物学者としての一面を兼ね備えた昭和天皇らしいエピソードがあるそう。
その後栽培しているかまでは存じませんが。
中国語ではフーポーポーと発音するらしく、なんとなく、アタシにはフーポーポーって名前の方が似合ってる気がするよね。
成り行き任せのいい加減人生をヨタヨタ歩いてるアタシはフーポーポーが大好物ですみたいなね。
人の上に立てるような力量はフーポーポー〜 アルワケナイッショ。

※大きめの乱切りにした八つ頭を塩で洗い、油揚げと舞茸を一緒に炊き合わせ。味付けは砂糖、みりん、醤油。

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早く着き過ぎた

銀座で休憩中。 早く着き過ぎた。 しかし、なんでイッセイミヤケのバッグ、行列出来ているんだろう。