ぺたんこになっちゃった

朝からコトコトと、大根を煮ました。
だけど、これ以上柔らかくならないみたい。
そろそろ旬の冬大根かと思ったのだけれど、イマイチみずみずしさに欠けるんだよね。
来月からかな。

焼きたては、ふわふわだった、ひき肉と菜っぱの卵焼きは、食べる時にぺたんこになっちゃった。

お味噌汁は、さつま芋とワカメと小松菜でした。

大腿骨骨折の手術をしたSさんから電話がありました。
代々木のリハビリ病院に転院したそう。
だけれども、MRI検査で、5センチ以上ある大動脈流がみつかって、手術の成功率は６割って言われたんだって落ち込んでいました。

看護師さんに訊いたら、私の母親だったら、手術は受けさせないって言われもしたらしく。

どう思う？って訊かれて、アタシも、手術には大反対！と答えました。

せっかくのリハビリも、心臓手術でまた中断だしね。
８５近くなって、まだまだ生きたいのはそうなのかもしれないけれどさ。

人間って、充分に生きたとは思わない生き物なのかもしれないけれど、どんな人だって、多かれ少なかれ、何かをやり残して人生を終えるわけで、アタシは万が一８０くらいまで生きたとしたら、もうジタバタはしたくないなぁと思っちゃった。

リハビリ病院では、三食とおやつまで出て来るそうで、それが凄く楽しみみたい。
ずーっと炊事を担って来た人にしか解らない喜びだね。

最後には、メソメソ泣いているSさんでした。
何しろ、これから仮住まいして家を新築する予定だから。
一人住まいの家を、８０過ぎてから新築するって事自体、アタシにはわからない感覚です。