満開になった木香薔薇を撮って来ました。
今日は24度もあって、先週の寒さが嘘のよう。
花々には嬉しい気温でしょう。
ヒヨコみたいな柔かな色をしばし眺めてるから、日陰がある裏の道を曲がりました。
新緑も明るく綺麗です。
紅葉ときくと、秋の色付いた景色が目に浮かびますけれども、紅葉の新緑もまた柔らかな葉っぱが鮮やかです。
通年着られる着物や帯には、よく春秋の柄が染められるのですが、墨描きの紅葉柄は、春でも秋でも使えて重宝します。
春ならば帯締めなどの小物を若草色にして、秋ならば深い臙脂色などを使えば、その季節の紅葉を現すことが出来るわけです。
柔らかさには幼さや若さがあって、深まった緑には、落ち着きや強さを感じますね。
人間も同じことだと思います。
歳を重ねて、老齢期に入ってから、柔らかな雰囲気を感じさせるような人には魅力があります。
それまでをどう生きて来たか、そして、謙虚であることが、人の柔らかさになるのだと思います。
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