無事にお着付けさせていただき、お見送りしました。
実はこのお振り袖、37年前に誂えたものです。
アタシが成人式で着用しました。
ずっと綺麗に保管していたのです。
手描きで紅梅白梅が描かれた
本友禅です。
黄緑の帯を締めたのですが、今日は唐織りで几帳が織り出された袋帯を合わせました。
帯結びは、四枚羽が重なるシンプルな華結び。
今まで、何方にもお貸ししなかったのは、身丈が足りないからでした。
ところが、先日、どれをお着せしようかと迷っていたら時に、改めて寸法を測ってみたのです。
そうしましたら、充分な丈がある事が判明。
という事は、当時、ずいぶんとおはしょりで工夫して着せてもらったのだと思います。
母が、何故身丈を長めに誂えてくれたのか考えますと、結婚して女の子が生まれたら、その子に着せられるようにと思ったに違いありません。
大姉は無理だし、小姉はミセスだし、これは孫のマコシンシンに着せましょうか。
160少しあっても大丈夫。
今、手描き友禅はなかなか手に入りませんし、あったとしても相当なお値段。
大事に保管して行きます。
振り袖姿をは良いですね。
とてもお似合いで素敵でした。
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