2015年9月20日日曜日

ファッションとしてのカモフラージュ

安倍内閣の安保法案可決で、合憲だ!違憲だ!と論争されているなかで、ちょっと複雑な気持ちでカモフラージュのポーチを作りました。
拳法9条に謳われた武器を持たない、軍を持たない、戦争をしない。つまり日本という国は、暴力で人を脅したり傷つけたりしませんよって平和憲法が、ガラガラと音を立てて崩れようとしています。
災害時に活躍してくれる自衛隊。実は、自衛官は足りていません。入隊を促すポスターがあちこちに貼られているけれど、むしろ辞める人の方が増えています。 幹部候補生の試験では、上位を女性が占めていて、自衛隊は頭を抱えています。 さて、これから集団的自衛権ってやつで、戦地に赴く事が増えたらどうなるでしょう。そうです。隊員が足りない訳ですから、民間人に兵役が課せられる可能性も出てきます。 兵隊さんは、兵隊さんとして産まれて来るわけではないのです。 先の戦争でも、前線で命をおとしたのは、誰かの夫であり、息子であり、友人でした。 政治家が軍服を来て行く事はありません。そういう可能性が出てきた今、アタシは少子化に拍車がかかると思っています。
まず、家族や妻子の居ない男性が先陣を切らされますから、男性は結婚に前向きになるかもしれない。でも、女性は反対の行動に出るんじゃないかな。徴兵されるかもしれないなら、男子を産みたくない。結婚して夫が戦地に行くくらいなら独身で良い。
カモフラージュ(迷彩柄)は、周囲の森や草むらと同化して、敵から目立たなくする配色になっているため、軍服に使われる事が多いのです。
ファッションを楽しめるような平和が続くのか、一抹の不安があります。
君死にたもう事なかれ…なんて、そんな歌を読まずにいられる国でなければいけません。 万が一にも、洋裁が出来るなら軍服を縫え!日の丸を作れ!と言われたら、アタシはミシンの電源を入れることを止めましょうね。
そんな事を考えながら カモフラージュ柄の小鳥のポーチを作っています。

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