教室は朝から、トワル組み作業です。
引いた型紙を仮縫い用の生地で裁って、荒縫いします。
普通のサイズならば、殆ど問題ないのですけれど、アタシみたいに背が低く、ウエスト位置が低過ぎたり、ウエストな腰回りにお肉がついたり、バストは豊かなんだけれど、肩幅は普通とかね。
当たり前にある事です。
荒縫いしたトワルを細かく補正していきます。
ピン打ちしては縫いを繰り返し、足りない布を足したり、余計な縫い代をカットしたり。
そして、全部解くと、布のパターンが出来るわけ。
日本の婦人服サイズは、身長158が基本になっています。
9Rというのは158センチで、バスト、ウエスト、ヒップがレギュラーですよと言うことなのですけれど、ラベルに表記されているのは、ヌード寸法です。
その服のサイズではありません。
立ったり座ったり、手を上げたり、人間は突っ立っている事の方が少ないですね。
だから、服にはゆるみが入っています。
この緩みがなかなかクセモノ。
メーカーによって違うからです。
同じ9Rでも、若い方向きメーカーは緩み少なく、ミセスブランドなんかは、かなり多めに入れてあります。
着る人に合わせて緩みを入れて行く場合には、トワル組みが良いです。
多少の着心地よりもデザイン重視の場合は、オートクチュールですね。
結構楽しい。
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