まだ二十歳になる前だったかな。所属していた劇団の公演が、当時の文化庁の秋の芸術祭で団体賞を受賞しました。
アタシはもちろん端役でしたが。
その時に、思いもよらず、3畳1間のアパートの隣に住んでいらした高齢のお婆様(三味線でお座敷に出る仕事をなさっていました)から、当時の私にしてみれば、1ヶ月の生活費にも価するお祝いを戴いたんです。
ビックリの金額でしたので、公衆電話に走っていって母に報告しました。
母からは、デパートで良い和菓子を買って、それからデパートの商品券を買って、御返しをしなさいよと言われました。
それで、お菓子の上に商品券を乗せて、「先日はお祝いありがとうございました。気持ちばかりの御返しです。」ってな事をしどろもどろ言いながらお菓子の箱を差し出しました。
ところがです。お菓子はいただくわねとおっしゃって、商品券は受け取って頂けませんでした。
苦い思い出。
お金や商品券等を上手にお渡しするのって難しいよね。アタシは未だに、受け取るときに躊躇してしまいます。 挙式披露宴みたいに受け付けがあれば問題ないけれど、ホント難しい。
そこで、3ファスナーポーチの使い方です。 金券やご祝儀等の熨斗袋は大か中サイズに入ります。カードになっている図書券等は小サイズに入ります。
中に入れて、メッセージカードを挟みラッピング。
とても渡しやすいはずだよ。受け取る側も、多分中身が判らないと思います。 開けて初めて判るサプライズ。 列席しない披露宴とか、お見舞い等にもプラスアルファのプレゼント付きですんなりです。 風呂敷やふくさが正式ですが、風呂敷やふくさごと差し上げる物じゃないしね。
機会があったら試してね。
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