小梅ちゃん

今夜はカレーでいいやと決めたのは、まだ朝の９時頃です。

冷蔵庫を見たら、玉ねぎも茄子もパプリカも、全部１個ずつしか残っていなかったから。

それで、ひき肉を解凍して、ドライカレーにしたわけですが、ルーの箱を見たらキーマカレーって書いてありました。
大差ないよね。
よくワカランけど。

小梅の梅干しをいただきました。
色々な色が混じっていて可愛らしい。
あまりにも酸っぱかったけれど。

小学校の５年生の頃だったか、小梅ちゃんっていう飴が発売されました。
飴って甘いものだったのに、小梅ちゃんは酸っぱい飴だったので、アタシはいたく気に入ってしまいました。
そして、１つ口に放り込んで、校庭で逆上がりの練習を始めました。
その時、小梅ちゃんが喉の方に入ってしまって、息が出来ない状態になってしまい、声を発する事も不可能になったのです。

子供心に
アタシは小梅ちゃんを喉に詰まらせて死ぬんだなぁと思いました。

そうしたら、涙がポロッとこぼれて、それと同時に小梅ちゃんが胃の方に下りて行ったのです。

息が出来るようになったけれど、馬鹿だ！と言われる事がわかっていたので、アタシは母親にも誰にも死にかけた事を話しませんでした。
小梅ちゃん舐めながら逆上がりをするのは確かにあほだしね。

いらい、小梅ちゃんを舐めていません。

まだ売ってるれしいね、バージョンアップして。