今日は皆さんにご報告があります
15年3カ月を共に暮らした愛犬パズーが 7月16日その命を閉じました
正確には自然死ではなく 安楽死です その安楽死を決断したのは 他でもないアタシです
昨夕眠りにつき、本日火葬致しました
パズーは持病を抱えた犬でした
度々の発作以外にも 数えきれない程の病気や不調があり 毎日2回12時間毎の投薬が欠かせませんでした
13歳を過ぎる頃からは老化も顕著になり 昨年春には 視力聴力の殆どを失いました
人間で言うととうに80歳に向かう年齢ですから それは予想していた事ではありました
いちばん心配していたのは 心臓の病です
悪化すると水に溺れているのと同じ状態になると聞いていました
しかしパズーの心臓の病の悪化は緩やかで 目立つ症状は現れませんでした
今年の春に 自力で立てないことが増え トイレシートにも間に合わなくなりました それでもパズーはご飯を楽しみにしていて 毎日完食していました
そのリズムが崩れたのは 食後に口の不快感からか 転げ回るようになった事です
長年お世話になりました救急病院から 終末期の往診をして下さるドクターに転院したところでした
受診したところ 口周り2箇所に腫瘍があり 2本の歯も化膿していて 更には舌の周囲がぼろぼろになっていました
転げ回る症状は 口周りの痛みではなく てんかん発作であることも判明しました 2年半前に手術をした肛門周囲膿腫の再発も見られます
アタシは説明を聞いてすぐに パズーを眠らせてやりたいという希望を伝えました
アタシ自身も疲弊していることもです
主治医は安楽死を引き受けますと言って下さいました
正直なところ もう少し頑張ってみないかと説得されると思っていました
ご飯を食べているし まだ笑顔も見せるし 短時間の散歩も出来ていたからです
けれど その受診中にパズーが発作を起こしたのです
じっと観察していたドクターは この状況をしっかり理解して下さいました
パズーがパズーらしさを失わないうちに 眠らせてあげることが出来てホッとしています
受診当日に かなり強いお薬を3種打って下さり 最後の1週間は 半年くらい若返ったような様子でした
寝たきりの悲惨な姿ではなく 比較的元気な姿を目に焼き付けて見送る事が出来た事は幸いでした
生きているうちに見送る準備をするという事は 悲しみとの闘いではありましたけれど 反面 最良の見送り方を考える時間を持てた事に安堵しています
ペットが亡くなりますと 虹の橋の麓で飼い主を待つという伝説があります
ですがパズーは其処へは行っていません
アタシが生きている限りは アタシの心に留まって生きています
いずれアタシの命が消える時に一緒に行きます
納骨もしません
アタシの骨と混ぜると決めています
ずっと一緒という約束でしたので それを守ります
安楽死についての考えは また後日投稿したいと思っております
パズーとアタシに いつもエールを送り続けて下さいました皆様と 長くお世話になりました救急病院の先生方 そして 最後の時を支えて下さいました真摯で有能な先生に 心より感謝申し上げます
本当にありがとうございました
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