高齢者になってから、独学で弾いていたギターをきちんと習い始めたA(共生しているパートナー)。
昔買った安いギターのネックが反ってしまっていると、先生に指摘され、新しいギターを買いに行くのについて行きました。
クラシックギターです。
楽器屋さんなんて行かないので、もの珍しくてキョロキョロしてしまいました。
驚いたのはお値段。
50,000円くらいの予算だったのだけれど、それは1番安い方で、上は何百万もするようなのがズラーっと並んでいました。
安いやつを手に取り、本人が試しに鳴らしてみて、次はYAMAHAの10万クラス。
アタシは、店員さんに訊きました。
「何百万のは買えないけれど、多分、もう買い替えはしないとなると、どれがお勧めなの?」
お若くて親切な店員さんが手に取ったのは、20万ほどのユーズド、つまり中古ギターでした。
Aが弾いてみると、なかなか良いようでした。
こちらはクラシックギターの本場、スペインの小さな工房でハンドメイドされているギターど、中のラベルには、製作者の手書きサインが入っていて、更には10台しか造られなかったうちのシリアルナンバー 01。
店員さんに弾いてもらったところ、ど素人の私が聴いても、明らかに音色が違う。
なんと申しましょうか、音に深みと丸味がある感じ。
Aも気に入ったようです。
中古は気にしないタイプらしく、予算オーバーも許容範囲で購入を決めました。
少し傷みはありますが、背中に背負えるソフトハードケース付き。
他に、メンテナンスのオイルやレザークロスなど、いくつかの小物と、スタンドも買いました。
帰りにコーヒーとケーキを食べて、無事に帰宅。
ダイエットの中休み。
買い物をする様子を見ると、無駄遣いは大嫌いだけど、ドケチではないようで、少しホッとしたアタシです。
いつまで生きられるかはわからないけれど、一度くらい発表会に出られると良いよね。
リタイアすると、時間が有り余ってしまいますが、極力テレビを見る時間を減らして活動するのが呆けない為に良いんじゃないかなぁと思います。
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