2023年1月9日月曜日





  オランダって窓にカーテンかけないから、室内が丸見えだよね?

これは何人もの人から言われていたので、感じた事を書いておこうと思います。

実際には、ブラインドやレースのカーテンを沢山見かけましたが、確かにオープンにしている家が殆どでした。そして、道行く人から見える窓辺には、陶器や花、人形、鉢植えなどが飾られていました。室内は見えていて、中の人も見えます。

しかし、室内を見せたいのか?というと、そのような感じでもなくて、単純に明るさを確保しているのだろうと思いました。そして、見られる事は決して恥ずかしい事ではなく、またじろじろと見る人も居ません。

日照時間が短いシーズンでしたが、多分、オンシーズンでも変わらないだろうと思います。

国民性というのでしょうか。何を恥ずかしいと思うかという部分が、決定的に日本とは違うのだと感じました。

日本の場合、防犯という意味合いもありますが、室内が丸見えという事を避けますね。 プライベートな空間を他者に見られないようにすることと、インテリアを含めて、自分の持ち物や暮らし方を人さまに知られる事は恥ずかしいと感じる人が殆どです。明るい時間帯でも、カーテンを閉め切っている家が珍しくありません。

これって、考え方によっては自意識過剰なのかもしれません。 興味を持たれている、また、インテリアのセンスを知られたり、それらが高価な物かチープなのかも知られたくないというような。

人はひと、自分は自分という個人主義が徹底しているオランダでは、そもそも比べるという事が無いんだと思いました。それは、服装などについても同じです。 自分が良ければそれで良いし、人にどう思われるかなんて考えないし、また、それらで人を判断しないのですね。

あくまでもその人の中身、人柄が重要。

1番したの写真は、Rの部屋の窓です。日除けはサマーシーズンに使うだけなんだそう。

オープンな気質とクローズな日本との違いです。日本の住宅地は密集していますから、その辺りも大きく影響しているのでしょう。

街並みや窓辺の美しさはとても素敵でした。アルミサッシの窓が無いし、煉瓦と木の味わいは、日本では不可能。

オランダの家も、ニュータウンは建て売りだそうですが、それでもやっぱり安っぽさが無いのは羨ましいなぁと思いました。

次回は、インテリアについて思った事を書いてみたいと思います。

さて、今日は洗濯に後片付けにと、頑張ります。

そうそう、Rがベストショット!と言ってくれた画像を載せておきましょうね。自分でも気に入っています。


  


 


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漆器

蒔絵が施された漆器です。 頼まれた物ですが、手に取ると軽くて美しいね。 年末になると、器が欲しくなりますが、 小丼くらいの大きさでは、なかなか気にいる物を見つけられません。