2017年7月25日火曜日
走る
25日。
Tの給料振り込み日だ。
走る。ATMへ一目散に。
これは、月に一回のATM参りの時に使っている返済用ポーチ。
販売の為にデザインしたのだが、何個か作った時点でとん挫している。
大・中・小 の三種類を製作予定だった。
小ポケットは被せになっていて、被せるとジッパーが隠れてセカンドバッグのようになる優れものなのだ。
まさか自分が使う事になるとは、当初は思っていなかった。
大きい部分に、通帳とカード、払い込みの用紙を入れて走る。
上のポケットにはお釣りの小銭と領収書を入れる。
そしてまた走り戻ってくる。
走る理由は、パズーが留守番になるからだ。
留守番は短い方が良い。
(大きい姉さんが遅い出勤の日は走らない)
今日は走る日だった。
朝から大汗だ。
そして、債務の返済。
11回目、準備完了。
あと一息で3分の1。
ファイト!ファイト!
曖昧な言葉
何か良い言葉は無いものか。
Tが、貯金をスロットマシンの餌代にして失った時にかける言葉だ。
ギャンブル・病気等の言葉を使うのを止めている。
戻された通帳を見れば、使途は一目瞭然だが、それも訊かない。
先日は、「いつ和歌山に帰るの?」と、帰る事が出来なくなった事を知らない大きい姉さんが、キッチンでTに訊ねていた。
そのような時には、大きい姉さんにLINEで伝える。 「ギャンブル。残高ほぼ無し。帰省出来ない。スルー」
目の前に居るのに、声に出して話せない場合に、LINEがこんなに便利だとは思わなかった。
しかしだ。Tに対して無言と言うのは不自然だ。
無視されたと思わせるのは良くない。
実は、通帳とカードを渡してから2日経った頃、アタシはTがギャンブルに行ったと気付いていた。
大きい姉さんもだ。
帰省の予約が取れ、シェーバーを買ってきたら、「良かったね」と言うつもりだったが、それは無いと判って、通帳とカード返却の期日だけ決めたわけだ。
今回は、「帰省出来ないね。また預かるね」とかわしたのだが、しっくり来ない。
それからずっと、また同じ事がおこった時にかける言葉を考えていたのだ。
Tの貯金は、小遣いの余剰とボーナス時に、一時的に増える。
スニーカーもボロボロ。自分で買いに行くと言うかもしれないし、また帰省する気になるかもしれない。
それが、どの位本気なのかは判らないが、見ている限りにおいては、減った分を、ギャンブルで戻そうという気持ちの方が強いようだ。
という事は、また残高が無くなる可能性の方が高いわけだ。
あなたはギャンブルに使ってしまうから、スニーカーも帰省の予約もアタシがやりますよとは言わないと決めた。
鬼のような形相になるからだ。
肯定でもなく、否定でもない言葉。
そこで思いついたのが
「残念だったね」だ。
非常に曖昧な言葉だ。
共感や励ましとも取れるし、場合によっては嫌みにも聞こえるだろう。
だから、あくまでもサラッと言わねばならない。
サラッと「残念だったね」と言えるか?
言える。
アタシは言える。
言えてしまうのだ。
今回の 行けなくなっちゃったねも、サラッと言った。
Tは翌日、自分の小遣いで、ジャスミンティーとアクエリアスを買ってきた。大きいボトルだ。
これは、Tからのお礼だ。
詰問しないでくれてありがとう。大きい姉さんに言わないでくれてありがとう。ギャンブル依存症じゃないと信じてくれてありがとう。 ひっくるめて、優しくしてくれてありがとうのお礼なのである。
今後も、残高ゼロになっても、同じように対応してくれるに違いない!ありがとう~~~。なのである。
Tは、人を自分の味方か敵かで判断する習性がある。若い頃からだ。
時に厳しい助言でも、根底に期待が込められている場合がある。
しかしTには、厳しさしか伝わらない。、根底の期待を察する事が極端に苦手だ。
残念だったねとサラッと言うアタシの気持ちは、きっといつまでも判らないだろうと思う。
そのかわり、飲み物のお土産くらいは買って来る事が増えるかもしれない。
その時は、ありがとうと言おう。
サラッとではなく、丁寧に。
Tの上機嫌は続いている。
Tが、貯金をスロットマシンの餌代にして失った時にかける言葉だ。
ギャンブル・病気等の言葉を使うのを止めている。
戻された通帳を見れば、使途は一目瞭然だが、それも訊かない。
先日は、「いつ和歌山に帰るの?」と、帰る事が出来なくなった事を知らない大きい姉さんが、キッチンでTに訊ねていた。
そのような時には、大きい姉さんにLINEで伝える。 「ギャンブル。残高ほぼ無し。帰省出来ない。スルー」
目の前に居るのに、声に出して話せない場合に、LINEがこんなに便利だとは思わなかった。
しかしだ。Tに対して無言と言うのは不自然だ。
無視されたと思わせるのは良くない。
実は、通帳とカードを渡してから2日経った頃、アタシはTがギャンブルに行ったと気付いていた。
大きい姉さんもだ。
帰省の予約が取れ、シェーバーを買ってきたら、「良かったね」と言うつもりだったが、それは無いと判って、通帳とカード返却の期日だけ決めたわけだ。
今回は、「帰省出来ないね。また預かるね」とかわしたのだが、しっくり来ない。
それからずっと、また同じ事がおこった時にかける言葉を考えていたのだ。
Tの貯金は、小遣いの余剰とボーナス時に、一時的に増える。
スニーカーもボロボロ。自分で買いに行くと言うかもしれないし、また帰省する気になるかもしれない。
それが、どの位本気なのかは判らないが、見ている限りにおいては、減った分を、ギャンブルで戻そうという気持ちの方が強いようだ。
という事は、また残高が無くなる可能性の方が高いわけだ。
あなたはギャンブルに使ってしまうから、スニーカーも帰省の予約もアタシがやりますよとは言わないと決めた。
鬼のような形相になるからだ。
肯定でもなく、否定でもない言葉。
そこで思いついたのが
「残念だったね」だ。
非常に曖昧な言葉だ。
共感や励ましとも取れるし、場合によっては嫌みにも聞こえるだろう。
だから、あくまでもサラッと言わねばならない。
サラッと「残念だったね」と言えるか?
言える。
アタシは言える。
言えてしまうのだ。
今回の 行けなくなっちゃったねも、サラッと言った。
Tは翌日、自分の小遣いで、ジャスミンティーとアクエリアスを買ってきた。大きいボトルだ。
これは、Tからのお礼だ。
詰問しないでくれてありがとう。大きい姉さんに言わないでくれてありがとう。ギャンブル依存症じゃないと信じてくれてありがとう。 ひっくるめて、優しくしてくれてありがとうのお礼なのである。
今後も、残高ゼロになっても、同じように対応してくれるに違いない!ありがとう~~~。なのである。
Tは、人を自分の味方か敵かで判断する習性がある。若い頃からだ。
時に厳しい助言でも、根底に期待が込められている場合がある。
しかしTには、厳しさしか伝わらない。、根底の期待を察する事が極端に苦手だ。
残念だったねとサラッと言うアタシの気持ちは、きっといつまでも判らないだろうと思う。
そのかわり、飲み物のお土産くらいは買って来る事が増えるかもしれない。
その時は、ありがとうと言おう。
サラッとではなく、丁寧に。
Tの上機嫌は続いている。
2017年7月24日月曜日
あれから10年
街灯で見えずらいのですが、10年前の2007年6月19日に起こった 松濤温泉シエスパ爆発事故の現場です。
表のBunkamura通りからは判りませんが、裏道からは、歪んで鉄骨だけになった建物が、未だそのままの状態で残っているのが見えます。
その時、アタシは、南平台町にあった仕事場に居ました。
マンションの5階です。
その仕事場の窓ガラスが、爆風でガタッと音を立てました。
慌てて屋上に上りましたら、煙がもうもうとあがっていました。
この住まいの方が現場に近く、すぐに大きい姉さんに電話を入れました。、
そして、急いで仕事を切り上げて、帰宅しました。
松濤温泉シエスパは、東急デパート本店からすぐの所にあります。
実は、パズーは、東急本店の屋上にあるショップに居たのです。
パズーを連れ帰ったのは、事故の2日前の6月17日でした。
もしも数日遅かったら、パズーは、かなり大きな爆音を聞いたかもしれません。
あれから10年。まだ裁判が続いているようです。
表のBunkamura通りからは判りませんが、裏道からは、歪んで鉄骨だけになった建物が、未だそのままの状態で残っているのが見えます。
その時、アタシは、南平台町にあった仕事場に居ました。
マンションの5階です。
その仕事場の窓ガラスが、爆風でガタッと音を立てました。
慌てて屋上に上りましたら、煙がもうもうとあがっていました。
この住まいの方が現場に近く、すぐに大きい姉さんに電話を入れました。、
そして、急いで仕事を切り上げて、帰宅しました。
松濤温泉シエスパは、東急デパート本店からすぐの所にあります。
実は、パズーは、東急本店の屋上にあるショップに居たのです。
パズーを連れ帰ったのは、事故の2日前の6月17日でした。
もしも数日遅かったら、パズーは、かなり大きな爆音を聞いたかもしれません。
あれから10年。まだ裁判が続いているようです。
よしず
マルエツの店先に並べられた野菜や果物を、直射日光から守るために、よしず が立て掛けられていた。
よしずに水を含ませて立てると、隙間から入る風は、2℃ほど下がると聞いた事がある。
簾も同じ効果があるが、違いは材質だ。
提げて使う簾は竹。立て掛けて使う よしず は、葦だ。
パスカルの言葉を思い出した。
人間は考える葦である
葦は、風が吹けばしなって倒れ、決して強くはないが、風が止めば、また起き上がる植物だ。
弱く見えても、実は強い。
人間も、時に葦のように弱く倒れはするが、思考によって確かな知恵や精神力さえ備える事が出来たならば、必ずや起き上がり、考える事が出来る分、葦よりも強しといったような意味だろうか。
人の強さは、やはり考える続ける事で、より高まるに違いない。
よしずに水を含ませて立てると、隙間から入る風は、2℃ほど下がると聞いた事がある。
簾も同じ効果があるが、違いは材質だ。
提げて使う簾は竹。立て掛けて使う よしず は、葦だ。
パスカルの言葉を思い出した。
人間は考える葦である
葦は、風が吹けばしなって倒れ、決して強くはないが、風が止めば、また起き上がる植物だ。
弱く見えても、実は強い。
人間も、時に葦のように弱く倒れはするが、思考によって確かな知恵や精神力さえ備える事が出来たならば、必ずや起き上がり、考える事が出来る分、葦よりも強しといったような意味だろうか。
人の強さは、やはり考える続ける事で、より高まるに違いない。
玄関の廊下
ブラウス完成。
袖先部分はシャーリングで、捲らなくても落ちないようにしました。
2台のミシンとアイロン台を、以前は作業スペースに並べていましたが、スペースが足りないので、玄関の廊下をアイロン台置き場にしました。
ボディーもあるので、あっちに行ったりこっちに来たりと大忙し。
おまけに、「電気のツカイスギデス」と警告音声が。 仕方がないので、途中で作業をストップして、カレーを作りました。
ここはお風呂以外はキッチンもオール電化でIHなのです。
今から休憩。
お散歩は陽が暮れてからに致しましょう。
袖先部分はシャーリングで、捲らなくても落ちないようにしました。
2台のミシンとアイロン台を、以前は作業スペースに並べていましたが、スペースが足りないので、玄関の廊下をアイロン台置き場にしました。
ボディーもあるので、あっちに行ったりこっちに来たりと大忙し。
おまけに、「電気のツカイスギデス」と警告音声が。 仕方がないので、途中で作業をストップして、カレーを作りました。
ここはお風呂以外はキッチンもオール電化でIHなのです。
今から休憩。
お散歩は陽が暮れてからに致しましょう。
2017年7月23日日曜日
スペイン風オムレツ特大
山盛りの玉葱とキャベツ、じゃが芋、挽き肉の具を作ったら、特大のスペイン風オムレツが焼けました。
ひっくり返すのに一苦労してしまいました。
スペインにオムレツという料理があるのかは知りませんが、 ケチャップとマスタードで美味しくいただきました。
こんなに大きくなくても良かったけれど。
ひっくり返すのに一苦労してしまいました。
スペインにオムレツという料理があるのかは知りませんが、 ケチャップとマスタードで美味しくいただきました。
こんなに大きくなくても良かったけれど。
デュランタ タカラヅカ
今年も鮮やかに咲いていました。
デュランタ タカラヅカです。
裏通りの鉢植えは、年々花付きが良くなっている様子。
タカラジェンヌが、紫の袴で正装している姿から名付けられているんですね。
実際のタカラジェンヌの袴は、もっと落ち着いた紫ですが。
花言葉はというと、[あなたを見守る・独りよがり]
今のアタシには微妙な花言葉です。
独りよがりといえばTは、その傾向が強いですね。
そのTを見放してはいませんが、見守るっていうのとも違う。
見張るでもないし。
見届けようとしている感じでしょうか。
今夜は職場に泊まるのだそうです。
デュランタ タカラヅカです。
裏通りの鉢植えは、年々花付きが良くなっている様子。
タカラジェンヌが、紫の袴で正装している姿から名付けられているんですね。
実際のタカラジェンヌの袴は、もっと落ち着いた紫ですが。
花言葉はというと、[あなたを見守る・独りよがり]
今のアタシには微妙な花言葉です。
独りよがりといえばTは、その傾向が強いですね。
そのTを見放してはいませんが、見守るっていうのとも違う。
見張るでもないし。
見届けようとしている感じでしょうか。
今夜は職場に泊まるのだそうです。
むーめーじん 44
振りそうな空模様なので、早めに散歩。
学園祭で賑わっている美容学校の前を通り過ぎようとしたら・・
「ちわっす!」
と威勢の良い声が・・・
わお。びっくりした~
「なーに?メイクコンテスト?」
「学園祭でお化け屋敷やったんすよ。な!」
「すんげーウケたよな。ウケまくり~~」
「なんかあんまり怖そうじゃないよ(笑)」とアタシ。
3人とも19歳。 美容学校の同期生なんだそう。
「じゃ、あれだね、将来はヘアスタイリストだね?」
「バリバリっすよ。俺ら、ちょー一流のスタイリストだもんな。」
「マジかよ、お前無理っぽくね?」
「カットさせてもらえるようになったらさ、誰を一番先にやってあげたい?」
「オレ、カノジョ。お前は?」
「オレもカノジョ。いねーけど。。」
「オレ、オフクロかな。」
「オフクロ?マジかよ!」
3人とも、楽し過ぎて卒業したくないんだって。
青春ってやつか。
カノジョでもオフクロサンでも、きっと喜ぶだろうさ。
立派なヘアスタイリストになりなよ~。
動かそう
オートクチュールの事を書いていたら、急に ミシンを動かさなければと思った。
ミシンだけじゃなくて、裁ちハサミも、頭も、手先も動かそう。
眠らせておいたのは、イタリアのアンテプリマの生地です。
テロっとした艶のあるサテンです。
スベスベしていて縫いにくいので、手を付けずにいました。
優しいサーモンピンク地に、ボルドーとオレンジ、イエローの花が上品よね。
パターンを起こして、裁断、縫製。
多分、大きい姉さんが着ると思うので、鋭角のVネックにボウを付けたブラウスに。
ここまで4時間。
今日はここまで。
明日には仕上がると思います。
マコシンと約束したスカートも作らなければいけません。
きっと覚えていると思うから。
ファッション迷い道 オートクチュール
既製品、DCブランド、街には、お金さえ出せば、様々な材質やデザインの洋服を手に入れることが出来るお店が並ぶ時代でしたが、それと同時に、オートクチュール つまり、オーダーメイドの洋服を着る人も、まだまだ存在していました。
つい2年くらい前まで、この近辺にも 好きな洋服を作ってくれる路面店がありました。
そういうお店の特徴は、洋服ではなくて、 生地が陳列されていたことです。
洋裁学校を卒業した方が、大抵は一人で経営していて、顧客が居たのです。
アタシの母も、既製品を着ましたが、行きつけのオーダーメイドのお店にも出入りしていました。
タカ先生という女性が営んでいて、生地が山積みでした。
私も何着か作ってもらったことがあります。
先ずは採寸です。
そして、何を作って欲しいのかを伝えます。
思い出に残っているのは、2着のワンピースです。
1着はルビーのようにオレンジ味の無い赤で、無地でしたが、凹凸のある膨れ織という生地でした。
もう1着は、やはり赤でしたが、細かいペーズリー柄の生地で、若干の伸縮性のある記事でした。
10代のアタシには、生地と縫製の代金を捻出する事は出来ませんでしたので、母が作ってくれました。
普段着ではなくて、よそ行きです。
劇団に所属していたころ、ちょっとしたパーティーなど、よそ行きが必要なシーンがあったのです。
無地の方は、ウエスト切り替えで、スカート部分はギャザーが寄せられ、膝丈。
袖の型部分もギャザーで、ふんわりとした長袖が、手首のカフスでキュッと締められ、そこもギャザーです。
とても気に入っていました。
柄物の方はAラインで切り替えは無く、やはり膝丈でしたが、膝の裾に向かって、緩やかなフレアーがきれいで、こちらも気に入っていました。
既製品の場合は、ショップに並べられた服を試着して買うわけですが、オーダーの場合は、時間がかかります。
採寸、仮縫い、補正と、少なくとも3回は呼ばれます。
当たり前の事ですが、仕上がった洋服はジャストフィットで、大変着心地の良い物でした。
既製服は、服に身体を合わせる。
例えば、アタシは身長が低いので、ベルトなどで丈を調整して着ます。
オートクチュールには、その心配がありません。
画像の本は、仕事でデザインを考える時の参考書のようなものです。
一番の魅力は、世界で同じ服を着ている人が誰も居ない、オンリーワンという事です。
オーダーメイドの経験が無い人の方が大半の時代になりましたから、アタシは両方を経験出来て、作る側にもなれた事をとても良かったと思っているわけです。
ファッション迷い道、次回は ブティックで働らいた時の事です。
お楽しみに。
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