2017年8月6日日曜日



 日陰で風があっても、熱風だ。

ちょこっと涼ませてもらおうかと、irodori.(いろどりやま)さんへ。

パズー連れで、快く招き入れてくれる大切な一軒なのだ。

箸を買った。

大きい姉さんの箸が折れてしまったからだ。

一膳しかありませんと、今日、同年代だと知ったオーナーさんが勧めて下さったのは、
ずっと昔に気に入って使ったことがある 兵右衛門の黒壇 けずり箸だった。
福井の小浜市にある、箸の老舗だ。

箸は口に入れる物なので、良質な方が良い。
そして、手に馴染み、使いやすいのが良い。

固い黒壇の天然木に漆塗り仕上げがしてある。

スッとした姿に味わいと温もりがある。

暮らしの中で使う道具にも、色々あるが、食事に使う物は丁寧に作られたものに限ると思っている。

何でもないお菜だって、こんな箸で口に運べば、一味も二味も美味しく感じるからだ。

良かったよかった。
一息入れさせていただき、良いお箸を買って、おまけに数分のお喋りで、心にも涼風が吹いた。

「さあ、行こうか、パズー」と、折り返しの道を歩いて帰宅し、そっと薄紙を解いて、箸を眺めているところである。





流々遍歴 原爆の日




八月六日に、そっと開いてみる本がある。

丸木位里の画文集と、画集 原爆の図 だ。
父が所有していた二冊である。

広島出身の日本画家であり、原爆の図 は有名だ。

画文集の方は、丸木位里が88歳の時に出版され、主に文章が書かれている。

丸木位里は、小学校までしか行っていなかったが、ずっと反戦の画を描き続けた。

その功績をたたえて、夫妻に、ボストンのマサチューセッツ芸術大学から、名誉博士号が贈られた。
その時に発行された画文集だ。

原爆の図 画集の方は、気楽に眺められるような画ではない。

広島に原爆が投下された八月六日、当時は妻の俊(洋画家)と共に、埼玉県に在住していた。

しかし、両親も兄弟も広島に暮らしていたから、夫婦で広島へ向かったのである。

ボストンでの授与式、シンポジウムの際の挨拶文が書き記されている。


「私は勉強をしてこなかったので、英語は一言も話せません。他の事をしなかったから、画を描くことに集中できたのかもしれません。アメリカで良い展覧会をしてもらって、光栄に思っています。皆さんにお目にかかれて嬉しいと思っています。
何故、原爆の図を描いたのかを話せと言われましたので話します。
戦争中は、絵描きは皆な、戦争画を描かされたんですが、私は戦争は反対だったので描きませんでした。けれど、広島に行って、大変なことを見ましたので、私は絵描きだから、これを描くより方法が無いと思ったので描きました。私じゃなくても、妻 俊じゃなくても、誰でもいいから、描き残しておかなければならないと、そう思って、原爆の図を描き始めました。簡単ですが、それだけにしておきます。」


夫妻は、1966年に、誰でも原爆の図を見られるようにと、自力で美術館を造り始め、翌年開館された。

アタシが5才の頃だ。

画を描いていた父は、丸木美術館へ行って、原爆の図の画集を買い求めたそうだ。
その時の事は、大人になってから聞いた。美術館では、丸木夫妻と随分話をして、そのお礼と言って、直筆で名前を書いてくれたのだそうだ。

この2冊はおまえが持って居な。あの世へは持っていけないから。
そうして、おまえもあの世へ行く準備をするときに、子供たちにあげればいい。

父は、殆どの書物を処分してしまい、アタシが欲しいという物はくれたが、父から渡されたのはこの2冊と、生涯の友はただ一人と言っていた方が書き残した一冊のみである。

七十二年前の今日、ヒロシマに黒い雨が降った。
今日のヒロシマに、台風の影響で、また大雨の予報が出ている。
黒い雨ではないが、ヒロシマには、雨では決して洗い流されない歴史がある。






2017年8月5日土曜日

晴れ時々Hオトウ 盆踊り

ヤドリギの夏、今日は盆踊りの風景が届きました。

地区の松田音頭は、島倉千代子さんが歌っているそう。
オトウとデュエットでレコーディングする予定が、島倉千代子さんに断られたのです(嘘)

賑やかに見えますが、やはりヤドリギも、少子化が進んでいる様子。

町お越しは、どの地区でも大きな課題のようです。

10年、20年後を見越して、ドーンと花火のような斬新なアイデアが必要だね。
ヤドリギの未来は、オトウの肩にかかっているのであります。

オトウ、Sちゃん、夏バテしないでね。

たたき鰹のおろし和え

息苦しく感じるほどの湿度。
たたき鰹のおろし和えには、キュウリとトマト、水菜に大葉が入っています。大根おろしに甘酢醤油でさっぱり味付け。

また皿盛りです。
なんとかお味噌汁も作って、デザートは頂き物の桃。

台所に小型扇風機を設置しようかと思います。
熱がこもってくらくらする暑さ。
マンションの台所には、窓が無いのです。

今日は不調。
なんだかとても眠い。

黒目のスーザン

ルドベキア・タカオ満開でした。

正義、公平といった花言葉を持っています。

マーガレットのような形状ですが、強いです、この花は。

真っ黒になって枯れても、シャキッと立っています。

別名、黒目のスーザン。
タカオだと青年のイメージ、スーザンだとコケティッシュな女性のイメージ。

蜂のように一刺しされそう。
怒らせたら怖いよね。

キャンと鳴かずに1ヶ月

犬も夏バテするのだろうか。
パズーは、キャンと鳴かずに1ヶ月。
発作も3ヶ月起きていないので、そろそろ来るかと心配ではあるが、今はクタリと昼寝中。

子供も動物も、寝ている時は可愛さ倍増。

大人が寝ていても、少しも可愛らしさなどは感じないのは何故だろうか。

パズーは従順で、アタシが動くと目を覚ます。
そして、眠くても起きて居ようと頑張るから、今日はアタシも昼寝をしてみる事にした。

朝からうすら頭が痛い。

非婚


結婚しない人生を選ぶ人が増えている。

非婚。

結婚したいけれど、今は相手が居ないなど、そういう場合は未婚であって、非婚の場合は、結婚する意志が無いのだ。

身近なところで言うと、大きい姉さんが 非婚 で生きるつもりらしい。

そうは言っても、気が変わるのではないか、或いは、結婚したいと思う人が現れるのではないかと、周囲はそう考えたりするが、どうも意志は固いようだ。

そういうわけで、非婚の女性の為の保険を検討中だ。

遺すべきなのは、最低限の葬祭費だけだから、充実を求めるのは医療の部分だろう。

癌になった場合の事も決めてあり、先進医療は受けないそうだ。
アタシも同じだ。

検索すると、出てくる出てくる、女性の為の保険。

女性特有の疾病に手厚い事と、女性特有の癌に手厚いのとは違うようだ。

子宮筋腫は疾病で、子宮癌は ガン。

よく考えながら、シュミレーション中である。

2017年8月4日金曜日

台風5号ノルー

台風が接近しているらしい。
沖縄、九州地方の被害が心配だ。

台風の名前は、予め決められた140の名前の中から、順番に付けられると、気象庁のサイトで知った。
2000年から、アジアの台風委員会加盟国14国から、10づつの名前が決められていて、今回はノルー(鹿)だ。

今後発生する台風には、日本が決めた名前も付けられるようだ。

数日前に、国際宇宙ステーションから撮影されたノルーの画像が公開された。

地球の地表から見上げても、決して見えない台風の姿に驚いてしまった。

そう言えば、半世紀以上前に、人類初単独で宇宙に向かったガガーリンは、 地球は青かった と言った。
子供心に、鮮烈に記憶している。

実際の言葉は、もっと違う言いまわしだったそうだが、青い地球は見えても、神らしきものは見当たらないというような言葉も残したらしい。

日本人初の宇宙飛行士となった毛利衛さんも、宇宙から見た地球には、国境線は無かったと、たしかそのようにコメントしていた。

地球上の総ては、繋がっていると感じたそうだ。

客観的に物事を捉えるには、冷静な思考が必要だ。
目先の様々に囚われて、ちっぽけな自分でさえ、客観視するのは難しい。

宇宙飛行士は、物理的に離れて、地球を見るわけだ。

神たる存在は見当たらず、青いベールに覆われた地球は、国境も無く繋がっている。

ノルーの目から地球を見下ろしたら、なかなか気付く事が出来ない 人の繋りの本質をを知ることが出来るに違いないと思う。

シャリビアンステーキ 節約バージョン

すりおろし玉葱、舞茸としめじに、とにかく繊維を切って削ぎ切りにした、牛フランクを漬け込んで置きました。

我が家にとって、牛肉はご馳走です。

5種の野菜のサラダで、今夜はシャリビアンステーキの節約バージョン、ワンプレート。

Tは会食だそうで、お弁当用に。
上野の東天紅で中華だそう。
会費が判らないと言っていました。
またどなたかに借りる事になるのではと、ハラハラします。
そう思っても、飲み会、会食、と言われるままに渡していたら、予備費は全く足りません。
今月は、出張の交通費立て替えもあるのです。

人に借りてまで飲む事を、恥ずかしいと感じられるようでなければいけないはずなのです。

さて、これから読書タイム。

心 を読み始めます。

自分にご褒美 古本まとめ買い


 今年の前半終了のご褒美は、古本にした。

小遣いをやりくりして貯めた中から3千円が予算だ。

以前だったら書店に飛んでゆくところだが、節約生活の中で、新しい本を買うのは勇気が要る。

アマゾンを検索したら、今は1円商法というがあり、古本が1円で並んでいて驚いた。
実際には、送料の一部が利益になるらしく、それでも1冊251円という事になる。
8冊まとめ買いして、約2千円。

色・育・装は、仕事関係で興味がある。

命・死 これは、永遠のテーマとして読まないわけには行かない。

後の3冊は、迷った挙句に 心・運・狂 にした。

さて、どれから読み始めるか。

読書の時間は、夕食後から就寝するまでの間にしている。
ここで、Tから「終わりました。帰ります」の連絡があるので、起き上がって台所へ行かねばならないし、家計簿をつける仕事がある。

昨夜は、それが深夜の0時だった。

正直なところ、この帰宅時間の遅さを、なんとかしてもらえないものだろうかと思っては居るのだが、改善されない。
休日も無いわけだから、負担に感じないと言ったら大ウソになる。

これはアタシのストレスなので、発散にはご褒美が一番という訳なのである。

布団の中で、ずれてしまう老眼鏡を何度もかけ直しながら、アタシは声を押し殺して笑ったり泣いたりしているのである。

もう何十年の不眠症であるが、数年前に睡眠導入剤を止めて、今は睡眠維持剤を減薬中だ。

そのうち、本という薬と、読書という時間さえあれば、自然に眠れるようになるだろうと思っている。



















KIMONO IROIRO 帯締め 帯揚げ





 和装小物の代表格、帯締めと帯揚げです。

 着付けのお稽古で、帯結びまで到達された生徒さんはご存知かと思いますが、先ず、この帯締め(綺麗な色の組み紐の方です)が無ければ、名古屋帯も袋帯も締めることが出来ません。
とても重要な紐です。

この帯締めをきちっと締める事で、帯は綺麗に締められた状態を保てます。
きつ過ぎず、緩すぎず、加減を覚えて締めなければいけません。

そこで重要になってくるのが、材質と製法です。

帯締めは良質な物を使いましょう。
何故かというと、手組みで質の良い絹糸で組まれた帯締めは、締め心地が良く、帯結びが崩れるのを防いでくれるだけではなく、締め加減が出来るからです。

これは、自分で着られるようになってから、実感できると思います。
機械組みとの差は、言葉で伝えにくい部分ですが、やはり人の手で組まれた紐の方が良いのです。馴染んでくれます。

次に帯揚げです。

画像の山吹色の方ですね。
帯を結ぶ時に必要な 帯枕を隠してくれます。
帯揚げも、綺麗な結び方をするのには練習あるのみです。
そして、見える分量の加減で、着姿が粋にもなり、野暮ったくもなります。
この帯揚げのように、絞りの物もありますし、染の物もあり、TPOを知らなければ選びようがありません。

帯締めも帯揚げも、礼装から普段着まで、合わせる種類があるのです。

どちらもコーラルが大切にしている物です。

帯締めは 伊賀の組み紐で、笹波組みという名前です。
5色の絹糸で組まれています。房の部分を見ると、相当の本数の糸で組まれていることが解ると思います。

帯揚げは、大小姉さんが使った 振袖用の総絞りです。
こちらも手絞りです。

染める前が、白の画像です。
角の様に尖った布が密集しています。
これも、手で糸を縫い、巻いてあります。
きつく巻かれた糸に隠れた部分の布は、染料が染み込まないのです。
ですから、染めた後に糸を解きますと、その部分が白いままです。

組紐も絞りも、手仕事では数ヵ月の時間をかけなければ完成しない物です。
非常に根気のいる仕事なのです。

どちらも、買い求めてから相当の年数が経過しています。

帯締めの収納は、着物好きな方々は色々工夫されていると思います。

コーラルは、二枚目の画像の様に、房部分を本体で押さえるように結び、三枚目の画像のように、その結び目が真ん中に来る結び方にして、帯箪笥の小引き出しに収まるように保管しています。
房に紙を巻く方もいらっしゃいますが、この収納方法が良いと思っています。

この結び方を習得したいと、皆さん頑張っていらっしゃいましたので、そのうち動画を載せたいと思っています。

さて、余談になりますが、この帯締め帯揚げなどの和装小物は、ピンキリです。
2千円そこそこの物から、何万もする物まで、10倍、20倍の価格の開きがあります。

着物好きな方へのプレゼントにしようと買いに出かけたら、その値段に驚いたという方がたくさんいらっしゃいました。

コーラルの方針は

分相応の範囲で、なるべく良質な物を吟味して買い求め、長く大切に使う です。

これは和装に限った事ではありません。

過去にこのような事がありました。

留め袖などに使う、白の礼装用帯締め帯揚げを注文して下さった生徒さんが居ました。
お値段は3万円位でした。息子さんの結婚式の際に使われました。
彼女は着物を好きになって下さった、随分昔からの生徒さんです。

その彼女のご友人が、やはりお子さんの結婚式で黒留め袖を着ることになりました。
そして、彼女に 白の帯締めと帯揚げを貸してくれない?と言ったのです。

彼女は、桐箱に保管していたセットを貸しました。

ところがです。
ご友人は、それを汚してしまったのです。お食事の際に、とても目立つシミを付けてしまいました。クリーニングでも落ちませんでした。

そのご友人から、コーラルに依頼がありました。
白の帯締めと帯揚げの新しいセットを、彼女に送って欲しいという事でした。
渡されたのは1万円です。

双方が不快な思いをされたわけです。

生徒さんには、自分が本当に大切にしている物を、むやみに人には貸さないことを伝えました。 貸すのであれば、そのままの状態で返ってくるとは限らないという事です。

ご友人には、必要不可欠な物は、レンタル業者さんなどで借りるか、或いは自分で買い求めるように伝えました。
自分にとっては一回きりのどうでもよい物でも、人にとっては大切で価値ある物である場合があるからです。

物の価値が解るようになると、人に貸すことに抵抗を持つようになります。
当たり前の事です。
物の価値が判らないままですと、借りる行為にためらいが無くなります。

そうして、物を大切にしている人は、そのうち、人から 貸してと言われなくなります。
同じように、物を大切にする友人が出来る事でしょう。

価値を知らないままで行きますと、そのうちに、それ頂戴 と平気で言えるようになります。
ポンとくれる友人が増えます。あげても惜しくない物をです。

どちらになるかは、皆さん次第だという事ですね。

着物塾、次回をお楽しみに。


なんとかなった

買い物に行かなくちゃと思っていましたが、雨が強くてやめました。 冷蔵庫と冷凍庫にある物をかき集めてなんとかなりました。 いや、むしろ意外に良いメニュー。 大根と牛蒡の炊き込みご飯、コーン、玉ねぎ、ほうれん草の卵焼き、鯵の開き、かぼちゃの塩煮。 早目に帰宅して...