今日、Jちゃんとの待ち合わせ場所に向かう時に、2人の警察官に両腕を抱えられた西洋人男性を見ました。
シャツにジーパンという、ごく普通のスタイルで、30代くらいかな。
彼は片手にウイスキーの小瓶を持ち、訳の分からない事を口走り、支えが無ければ歩けない状態でした。
警察官だけではなく、道行く人々も苦笑。
アタシも思わず笑ってしまうほどの泥酔ぶりです。
渋谷では、最近、深夜も早朝も、外国人の奇声が聞こえる事が珍しくありません。
海外の国々では、アルコールの販売や飲酒出来る場所などにかなり厳しい規制があるはず。
昔カナダに行った時も、泥酔者を見なかったし、上海の地下鉄の中でも、日本のような酔っ払いは1人も見ませんでした。
朝から晩まで、公道にはマリカーが走り、今日も外国人観光客がひしめき合っていました。
まるで、遊園地にいる子供のような状況です。
だからといって、日本人は文句を言うわけでもなく、優しい笑顔で見守っています。
内心、迷惑だなぁと思っていたとしても。
それに、大きなトラブルも起きていないわけ。
アタシは泥酔した彼を見て、きっと生まれて初めての泥酔経験だと思いました。
警察官は多分、彼を宿泊しているホテルに送り届けるつもりのようでした。
酔いが覚めてから、記憶を失うくらいまで飲んでしまった事に気付くと思うけれど、多分、何故ホテルに戻れたのかはわからないと思うし、そこに辿り着くまでの様子も思い出せないだろうね。
奇妙な日本での体験は、彼の思い出になるのかどうか。
アタシは多分、彼はこのショックから立ち直って帰国し、きっとまた来日すると思っています。
こんな国って、他に無いんじゃないかなぁ。
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