小学校6年生の時、大阪出身の友達が出来て、度々彼女の家に遊びに行きました。
必ずオヤツを食べる習慣があるおうちで、ある日出されたのが、コレ。
肉まんにたっぷりと花カツオが乗っていて、更にウスターソースがかけられているのです。
凄く美味しくて、たまにこのように食べるようになりました。
実際に大阪で、肉まんがこんな風に食べられているから知らないけれどね。
我が家にも、オヤツはありましたが、必ず食べるわけではありませんでした。
徳用せんべいとか、頂き物の何かが有れば食べるって感じ。
だいたい、夕食が6時だったので、それでよかったわけ。
彼女の家は、お父さんの帰宅を待って、夜8時頃が夜ご飯の時間だと言っていたような気がします。
アタシは、あまり友達が多くなかったし、我が家に呼ぶ事もしませんでした。
母親が居ない事の方が多く、在宅している時は、すっかりプライベートモードだったので、あまり見られたくありませんでした。
兄はよく友達を呼んでいましたが、母が彼らにダンスを踊って見せたりしていたので、アタシの友達にも同じダンスサービスをされたら、、と想像すると怖かったからです。
いらっしゃい、いらっしゃいと誘ってくれるおうちは他にも数軒ありました。
そういうおうちは、ショートケーキなんかが出される事も珍しくなく、アタシにとっては不思議でした。
ケーキは特別感があって、家族のオヤツとして買うより、頂いたり、外出時に喫茶店で食べる物だと思っていたからです。
別のおうちに伺った時、バナナにナイフとフォークが添えられていた時には、ぶっ倒れそうになりました。
なんだか急に、いつも皮をめくり剥いてかじってバナナを食している自分が、猿みたいに思えたからです。
世の中には様々な家庭があり、様々な暮らし方をしているという社会勉強でしたね。
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